日常生活でできる感染予防

鶏肉、牛レバーの生食以外の感染可能な食品

カンピロバクターは主に鶏肉、鳥のレバーなど内臓、牛レバーなどの生食から感染しますがそれ以外にも感染の可能性がある食品はあります。

他に身近な所だと豚肉、豚の内臓からも感染の可能性はありますが、魚や野菜などからは直接の感染に至ることは基本的にはありません。
間接的に菌が移りそれを生食し感染というケースはありますが、それでも原因が食にあるのであれば元をたどれば肉や内臓の生食に繋がるはずです。

可能性を追求していけばごくわずかな可能性として、例えば畑の収穫前の野菜に犬猫などの尿がかかったりそういった間接的な流れから感染に至るケースも可能性としては0ではないですが、まずないでしょう。

なので鶏肉、牛レバーの生食以外では、牛肉、豚肉、豚内臓、鳥内臓、など家畜系全般に感染の可能性がありますので注意しましょう。
バーベキュー

子供が注意すべきこと

まず子供であれば日常から外出先でも色々なものに触ったり、家でペットを飼っていれば触れ合ったりする機会も多いでしょう。
1番に気をつけることは何と言っても手洗いです。

きちんとした手洗いが出来ていれば感染はかなり高い確率で防げると思います。

あとは下痢や嘔吐などカンピロバクター以外にも単純に体調を崩してもそういった症状がでる子供もいるでしょうから、いつもの体調不良だと思わずに、症状がでたらすぐに医療機関の受診をオススメします。





ネズミ対策

ネズミは基本的にカンピロバクター以外にも様々な感染症の可能性があると思っていた方がいいでしょう。
古い家屋などではネズミがでることもあるかもしれませんし、ホイホイを仕掛けていてそれに掛かってからの処理も面倒だと思います。
それにペット(特に猫)を飼っている家庭ではそのペットが関わっている可能性もありますので注意が必要です。

感染予防アイテム

手洗いが大切と言いましたが、どうしても手洗いできない状況もあると思います。
そういう状況の場合、簡単に手を消毒できる消毒剤など携帯できる商品がおおくあると思いますのでそれを使用しましょう。
ただあくまでもその場の応急的な措置と考え、手洗いできるときにはしっかりとする事が大切です。
吐物処理の際などに使える透明なビニール手袋などもいいと思います。嘔吐物処理

あと調理の際、今ではよくまな板で両面使えるようなものがあり、片面が野菜、片面が肉・魚というように分けられているものもありますのでそういう物を使用するなどして、2つまな板を用意するなど難しい「家庭での調理」に活用しましょう。